こんにちは。なかあつです。
今回は6月頭にカメラデビューをしたのでそちらの紹介や使用感について書いていこうと思います。
なぜカメラを買ったのか
まずカメラを買った理由についてですが、どうしても野鳥が撮りたくてカメラに手を出しました。
正直普段使いのカメラとしてはiPhone 14 Proのカメラが広角、マクロ、暗所性能等高性能で使い勝手がよく全く困っておらず、高価なカメラを別途購入したうえで複数デバイスを運用するメリットをあまり感じていませんでした。(以前DAPや有線イヤホンに手を出していましたがiPhone + AirPods Proのミニマルさに勝てず手放したこともあり…)
ここ1年ほど近くの川沿いを散歩したり公園に行っているのですが様々な生き物をよく観察しています。見かけるたびに写真を撮って収めていたのですが、生き物は基本的に人間と距離を取って生活しているためちゃんと撮るにはカメラの倍率が必要となってきます。
スマホのデジタルズームだとだいぶガビガビしてきてしまうので、せっかくの生き物がきちんと映りません。
公園を散歩しているとカメラを抱えて撮影している人によく見かけており、「カメラがあればこの生き物を今よりもきれいに撮れるんだよな…」という気持ちが日に日に強くなっていました。
という日々を1年ほど送っていましたが、春先にカルガモやカイツブリの雛を観察したあたりで我慢の限界を迎えて本格的にカメラ購入を検討しはじめて6月頭にようやくカメラデビューを果たしました。
実際2ヶ月くらい撮影した結果↓の写真が撮れるようになりました。スマホ撮影と比較すると雲泥の差で購入しての満足度は非常に高いです。
購入したもの
というわけでヨドバシカメラに赴き、店員さんに相談しながら以下のカメラ&レンズを購入しました。
カメラ本体:SONY α6700
カメラ本体は、ソニーのミラーレス一眼のα6700を購入しました。最初は同じくソニーのα7 IVといったフルサイズセンサーのカメラを検討していたのですが、メインの用途が野鳥撮影ということもありAPS-Cサイズセンサーのα6700を選択しました。(フルサイズよりもセンサーサイズが小さいので拡大されて映る)
キヤノンのEOS R7も近い価格帯のAPS-Cミラーレスだったのでどちらが良いか悩みましたが、ソニーカメラのほうがレンズの選択肢が多い点が大きく、今後ステップアップをする際に選択幅が広いほうが自分に適したものを選びやすいことを魅力に感じてこちらを購入しました。
使ってみた感想としては、
- サイズ感が程よくコンパクトで取り回しやすい
- 本体重量も比較的軽めなので取り回しやすさが更に◎
- 望遠レンズを取り付けても強い負担にならない
- AF性能が上位機種から引き継いでるだけあって結構良い
- AF対象に鳥があるのが大きいポイント
- フルサイズセンサーだとどう映るんだろうか…という気になりも増えている
- 動画も高画質で撮影できるのが結構うれしい
- 放熱が弱いので長時間撮影していると高温になって電源が落ちちゃうのがちょっと残念
- メイン用途が動画撮影なら他のモデルがよさそう
といった具合で目的に対して非常にマッチした選択だったと感じています。特に持ち運びが苦にならない点が大きく、「結局持ち歩かないから使わない」といった悲しい事態にならなかったのがとても嬉しいです。ほぼ毎日のように散歩に出かけて生き物を撮っています。めちゃくちゃ使い倒してます。
標準レンズ:SEL18135
レンズはまずこちらの標準ズームレンズを本体とセットで買いました。主な用途は野鳥撮影だったのでメインで使うのは後述の望遠レンズになる想定でしたが、せっかくのミラーレス一眼なので他にも色々撮影できると楽しいな…水槽とか…と思いとりあえず標準ズームレンズを手に入れました。
野鳥撮影をしないで出かけるときや家の中でペットや食事を撮影するときによく持ち出しています。
望遠レンズほど大きくないけど撮れる対象は幅広いので、やっぱりあって正解だったなと思っています。AFとMF切り替えが物理スイッチでできるのは便利。
↓は本体とセットのやつ。単体で買うより🉐
望遠レンズ:SEL70350G
こちらが本命の望遠レンズです。
ソニー純正レンズなので他社製Eマウントレンズ(ソニーのカメラで使えるレンズ)よりお値段はしますが、コンパクトさ、手ぶれ補正、AF精度等性能は良いのでだいぶ満足はしています。
店頭で解説してもらいながら色々な望遠レンズを検討しましたが、
- 公園の距離感で生き物を撮影する機会が最多
- 持ち運びしやすいととても嬉しい
という点を満たしていたのがこのレンズでした。実際取り回しが非常によく、三脚なしで両手持ち撮影がしやすいサイズ感で散歩しながらの野鳥撮影に非常に適していました。
広角レンズ:SEL16F28
最初は↑の2種類のレンズを使っていたのですが、近い被写体を撮影するのが難しく、また画角も狭くなりがちだったので広角レンズで撮影するとどうなるんだろう…となりこちらのレンズも購入しました。
中古で1万円を切るくらいの値段感でお求めやすい価格でした。が結構良い雰囲気の写真が撮れて思っていたより満足感のある買い物になりました。
古いレンズなこともあり、AFをONにすると像が歪んで定まらなかったりするのですが、MFやDMFで使う分には困らなかったのでたまに使うレンズとしてはよい落とし所になりました。
撮影例
実際に自分が撮影した写真も載せます。まだカメラ始めたての初心者ですがスマホでは撮れなかった写真が数多く撮れるようになったのでとても楽しく撮影をしています。
アクセサリ類
カメラデビューするにあたってカメラ本体以外にもアクセサリーを揃えました。ガジェットおじさんなのでここを最適にしたくて色々と手を出している最中です。レンズほどではないけど沼を感じる。
Maglink バックルミニキット クイックコネクター
こちらはカメラとストラップの接続をマグネットで行えるようになるコネクターキットです。手持ちで使うときはストラップは邪魔になってしまうので、手軽に取り外しができるコネクターはかなり便利です。
このコネクターはマグネットでひっつく&コネクターに引っかかって保持できるものとなっており60kgの耐荷重があります。すごい。
コネクターに近づけるだけですぐセットでき、紐を軽く引っ張ると取り外せるのでとても簡単につけ外しができます。おすすめです。
ハクバ 速写ストラップ スピードストラップ25
ストラップは色々試しています。ロープデザインのストラップがかわいくて色も豊富なので最初からそちらを使っていましたが、長さ調節がそのままだとできない、望遠レンズをつけて長時間かけていると結構肩に負担がくるのが少しつらくてベルトタイプのストラップを試し始めました。
デザインは正直ロープタイプが好きですが、体への負担を考慮してこちらのスピードストラップを購入しました。長さ調節がタブを引っ張ることでできるので、体にフィットした状態で持ち運べます。重量分散ができるので望遠レンズとの相性がよさそうです。
[Endurance] カメラバッグ ExtII
普段はショルダーバッグ+カメラで散歩しているのですが、ちょっと遠出したり撮影対象が未知数な場合には複数のレンズを持ち運びたくなります。
会社のイベントでカメラ係をしたときにトートバッグ+インナーバッグで持ち運びをしたのですが、PCも加えるとだいぶ重量がありかなりしんどかったのでちゃんとカメラバッグは必要だな…と思いこちらのバッグをおすすめされたので購入しました。
バッグ内部を柔軟に変更できる構造となっており、手持ちのカメラやレンズに合わせたレイアウトに構築できる点がかなりよいです。最適化するのが大好き。
カメラ本体をレンズ着用したまま横から取り出せるのが体験としてよく、今後遠出するときにはこのバッグを使おうと思います。
SDカード
カメラ購入時にSDカードも合わせて購入しましたが、値段感が分からず一旦性能控えめのものを使ってどのようなものがほしいのかを検討しました。
結果、
- 野鳥撮影の場合連続撮影がしたいのでWrite値が高いものがほしい
- 現像のためにPCに取り込む場合、RAW撮影しているとファイルサイズが大きくなるので転送速度を上げないと結構ストレス
- PCに都度取り込むので容量はそんなに大きくなくてよさそう
- 128GB~256GBあればだいぶ十分そう
となりました。そのためUHS-II規格のV60対応のSDカードを選択しました。転送が爆速でかなり快適です。RAW撮影するならぜひ。
UHS-II対応のSDカードリーダーも。
まとめ
どう使えばよいのかわからないながらも使っていくうちにだんだん理解しています。そんな今でもカメラを買う前に比べて満足感が非常に高いので、これからカメラの腕が上達していくともっと楽しくなる気がしてワクワクしています。
スマホカメラをよく使っていてもっとしっかり写真撮影をしたい方はぜひ一眼カメラを購入してみてはいかがでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございました。